世界の底辺からサラリーマンが叫ぶ

できるだけ残業を少なくして、自分の人生を楽しむための方法をサラリーマン20年の経験からお話します。

過労死から私を救った下請け会社社長の言葉

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最近仕事が忙しくて絶望気味です。

問題なのは難しい仕事はまったくしていなくて、ただただ膨大な作業をちぎっては投げしているということです。

あまりに辛いため、誰かに仕事を振ろうと考えるのですが、ここが更に問題で、自分より早く帰宅している社員が見当たらないということです。

仕事を振っておいて先に帰るは、中々道徳的に受け入れがたいことのような気がします。

普段から全速力で仕事をしていて、皆が早く帰るのが当然の職場であれば、そんなこともないのですが、我が社はとりあえず残るのがデフォルト化している会社です。

 

立ち止まる余裕を与えてくれた「大丈夫?」の一言

そんなわけで、出社してから1秒も休むこと無く、水を口にして、トイレへ行く以外はただひたすらと仕事をしていたのが昨日です。

正直結構しんどいな、でも早く帰らないといけないしなと、協力会社へ物を届けに向かいました。

協力会社とはまあ、上品な言い方で、要は下請け先です。

 

下請け先の社長に物を届けて、仕事の段取りについて軽く言葉を交わした後、次の訪問先へ向かうために事務所を出ようとした瞬間、声をかけられました。

「底辺さん、どうしたの?大丈夫?」

「え?」

「顔色悪いからさ。真っ白だよ。俺、ぱっと見てびっくりしたよ」

自分の会社にいる際には、全く指摘されませんでしたので、唐突なその一言に少しびっくりしました。

「ちょっと、朝から忙しくて、しんどいかもしれません」

「ご飯食べてないんだね。食べた方がいいよ。絶対。」

 

「まだ、そんなに歳ではないだろうけど、気をつけないと突然くるよ。ここに」

そう言って社長は胸をトントンと叩きました。

 

下請け先を出て、すぐにコンビニへ寄りました。

おにぎりを唐揚げを食べて、一息つきました。もう夕方の6時でしたが、昼ごはんです。

 

 

辛そうな人には声をかける余裕を持ちたい

普段はナニワ金融道の登場人物のように、あまり信用できない顔をしている下請け先の社長です。

今回の1件では、意外と見てるんだなあという感想を持ったと同時に、「マジで助かった」という感謝の気持ちで一杯です。

人は見かけによらずです。

 

普段働いていて、なんとなくしんどそうな顔をしている人と接することがないと言えば嘘になります。

でも、殆どの場合はしんどそうな顔をしている人を素通りしてしまいます。

 

大丈夫?の一言で、もしかすると誰かの気持ちを楽にすることができるかもしれません。

大丈夫?の一言で、大げさに言えば救える命があるかもしれません。

 

昨日の1件は、昨日の自分を救っただけではなく、しばらく続くであろう過酷な労働環境の中での生き方を考える一言となりました。