世界の底辺からサラリーマンが叫ぶ

できるだけ残業を少なくして、自分の人生を楽しむための方法をサラリーマン20年の経験からお話します。

何故仕事ができない人は遠くの駐車場を使うのか。

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近くの高い駐車場より遠くの安い駐車場を選ぶ弊社営業部長

先日の話、久々に上司である営業部長、衰退産業に属する我が中小企業叩き上げの60代役員と同行する機会に恵まれました。

行き先は私のクライアントである、某大手企業です。

 

いつものように某企業のビルが入るビルの隣にある、タイムスへ車を停めて客先へ向かい、30分ほど商談ならざる「まあまあよろしく」をやって駐車場へ戻りました。

 

出庫したその刹那、ぶっきらぼうに声をかけられました。

「いつもこの駐車場を使っているのか」

「そうですね。1番近いですからね」

「高いんだな」

「まあ、この辺は最近こんな料金相場ですよ」

「・・・・・・・」

 

次は営業部長の客先へ向かいます。

行き先を告げられて、1番近い駐車場へ入ろうとした刹那。

「いや、ここじゃなくて、少し先にある立体駐車場へ入れてくれ」

「え、ここの方がかなり近いですよ」

「安いから。コスト削減だから当たり前だろ」

「・・・・・・・・。」

 

 

1時間遅くなったとしても高速道路を使わない弊社営業部長

また別の日の話しです。

若手社員が遠方へ出かけた際に、妙に戻りが遅いことがありました。

クライアントからは「急ぎ来てほしいのにA君が、中々来てくれない」とぼやぎ節さえ聞こえてきます。

まあ、タイミングが悪いっちゃ悪いのですが。

 

帰社したA君。

「随分遅かったね」

「すみません。すぐクライアントのところへ行ってきますので」

「それはかわりに行って話を聞いてきたから大丈夫。でも、高速道路使えばこんなに遅くなるような場所じゃないよね」

「ええ・・。でも、実は最近、高速道路使ってないんです」

びっくりするような返答でした。

時間がもったいないから、高速道路を使いますと宣言していたA。

もっともな理由なので許可していたはずが、いつの間にか高速道路を使うのをやめていたというのです。

 

「え、どうして?時間もったいないし、それはわかってるよね」

「実は、部長に注意されたんです。売上が下がってきてコスト削減が必要なんだから、高速道路は使うなと」

「・・・・・・・・。」

 

 

利益を上げることに頭を働かすことができないコスト削減厨

コスト削減。もちろん大切です。

無駄な経費は削って利益を上げるのがサラリーマンの大きな仕事です。

しかし、あくまで削るのは無駄な経費です。

 

100円安い、遠くの駐車場へ10分かけて車を停めに行く。

10分で100円以上稼ぐことはできないのでしょうか。

 

1時間余計に時間がかかって1500円の高速道路代を浮かす。

1時間に1500円以上の価値を産む仕事はできないのでしょうか。

 

仕事ができない人はひたすら経費を削減して時間を浪費する

仕事ができない人は、時間に無頓着なのでしょう。

時間あたりに自分が稼がなければいけない、金額を、特に営業チームは理解しておく必要があるのです。

 

100円高くても近くの駐車場を使い、10分を短縮して、次々にクライアントを回るでも良いでしょう。

1日何回も駐車場を利用するのであれば、たしかに1日1,000円くらいの差は出てくるかもしれません。

ただ、それは同時に、1時間位の時間を節約できたということでもあるのです。

 

1時間あったら、1,000円以上の利益を出していないと殆どのサラリーマンは赤字のお荷物です。

 

仕事ができる人は時間を節約します。

仕事ができない人はお金を節約します。