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会議の多い会社はダメな会社というのは本当なのか

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会議が多い会社はダメな会社と言われることが多いのですが、一体何故なのでしょうか。

そもそも会議が多い会社は本当にダメな会社なのでしょうか。

意思疎通の機会が多いから、コミュニケーションのしっかりととれた、良い会社ではないだろうか。

そんな気がする人も多いかもしれません。

 

先日こんなことがありました。

 

それは次の会議で周知することにしよう

ある製造メーカーでの話です。

新しい機械を入れた矢先に、その機械で作成した製品に問題が発生しやすいことが判明しました。

原因はほぼほぼわかっていますが、確定ではない。

ただその機械を利用して、ある仕様の製品を作成すると、かなりの確率で製品不良を起こすのです。

問題が発覚するきっかけとなった製品を担当した営業社員は直属の部長に進言をしました。

 

「同様の仕様の商品を受注する営業マンが他にも出る可能性が高いから、取り急ぎ営業部内に周知をした方がよいのではないでしょうか」

 「そうだなあ。でも原因が確定されていないからなあ。解決もしていないし」

「しかし部長、”危ない”という周知だけでもしないと、同じ事故がいつ起きてもおかしくはありませんよ」

どうにもこうにも煮え切らない部長に、件の営業社員もイライラします。

 

「ああ、じゃあ、次の営業会議でみんなに周知しようか」

「いや、部長、営業会議って一ヶ月後じゃないですか。そこまで放置していると余計な事故が発生する可能性がありますよ」

件の営業社員のイライラは募ります。

 

「ああ、まあ、そうだなあ。じゃあ、来週の役職会議で周知するということにしよう」

「・・・・。」

 

件の営業社員のイライラは失望へと変わります。

「どうしてあの部長はメールでサクッと周知するみたいなことができないんだよ!トロトロしやかがって!」

まったくもってその通りです。

 

会議が好きな会社からはスピード感が失われる

何か発言するときは会議で、しかもできれば資料を作って。

こんな風潮に慣れてしまっている人達にとって、さくっとメールで周知するなんていうことは非常識でしかありません。

ただ、先程の製品不良の件からもわかるように、会議を待っていると情報が皆に知れ渡るのが1週間後、一ヶ月後といった事になりがちです。

 

世界中の情報に瞬時にアクセスできる現代で、社内の情報を伝えるのに1週間も要してしまう。

遅すぎます。

 

 

恐ろしくゆっくり回るPDCA

何かをはじめる時も同様です。

新しいチャレンジをする際、会議が多い会社は全てが会議を起点として動きます。

「じゃあ、それは来週の会議で」

今すぐ議論してスタートできることを後回しにすることになります。

計画を立てるまでに1週間、実行するのに1週間、チェックするのに1週間、修正するのに1週間、もしも全てすぐに取り組んでいたら2日3日で終わることも、会議を待っていると一ヶ月かかってしまいます。

 

この変化の激しい時代に会議を起点として会社が回っているというのは命取りです。

もし自分の会社が会議至上主義であって、残念ながら自らのポジションでは、その状況を打破できないとするのなら、少し身の振り方を考えた方が良いのかもしれません。

それほどまでに会議の多い会社というのはダメな会社なのです。

 

 

 

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