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サラリーマンの読み物

できるだけ残業を少なくして、自分の人生を楽しむための方法をサラリーマン20年の経験からお話します。

何故サラリーマンが残業をしてはいけないのかという話。

いよいよ大晦日です。今年は珍しく悔いがあまりない1年だったような気がします。

それもこれも、残業をあまりせずに家族との時間を過ごしたり、本を読んだりする時間を増やせたりができたこと。

にも関わらず、仕事の質を下げることがなく、いやむしろ上げることができて、成果に繋がったということが大きいのかなと思います。

残業削減はやはり正義であり、メリットしかないと実感できる1年でした。

 

昨日忘年会がありました。

某一流企業でSEをやっている知人と久々に再会することができたのですが、40歳を超えた彼の仕事ぶりが壮絶でした。

月の残業時間が1年を通して100時間を超えているというのです。

しかも、100時間の残業をしても仕事が終わらずに、家に持ち帰っているという。

昔から彼の事を知っていますが、仕事ができないタイプではなく、むしろやるべきことが終わったのなら割り切って家に帰るような、そして趣味や家族との時間を何よりも大切にするような人です。

そんな彼が、月100時間以上の仕事を続けているというのです。

正直しんどいと。それでも自らがお願いした下請けの若い子たちが、自分以上の過酷な働き方をしているのを見ると、投げ出すわけにはいかない。

上司や会社はもちろんどうでも良いし、ぶっちゃけクライアントへの思い入れもないけれど、一緒に働いている仲間のために働いているようです。

 

月に100時間を超える残業は過労死レベルと言われています。

月に100時間というと、20日勤務を想定すると毎日5時間の残業をするということです。

終業時間が6時だとすると、毎日11時まで働くということです。

そこから家に帰ると恐らく午前様ということになるのでしょう。

12時を過ぎて帰宅をすると、一杯ビールを飲んで、シャワーを浴びて、寝るのは早くても1時を超えてしまうでしょう。

7時に起床したとしても6時間しか睡眠を摂ることができません。

6時間睡眠であればギリギリやっていけそうな気もしますが、100時間残業の人は2時や3時に寝るというのが実態ではないでしょうか。

睡眠時間は4時間〜5時間。

1日位そんな日があるのは、何とかやっていけると思います。

でもそんな日が毎日続くのです。だんだんと考える力が失われていきます。

そして、先が見えないそんな毎日に嫌気がさしてきます。

考える力もなくなってきますので、普段であれば決してしないような考え方や、選択もするようになります。

それが仕事に関することであればまだ良いのですが、人生に関する重大な選択をしてしまう可能性もあります。考える力が残っていれば決してしない選択。

仕事のせいで自殺するという、まともに考えるとあり得ない選択です。

 

残業が長く続くと、睡眠が削られていきます。

睡眠が削られると、まず最初に起きる影響が仕事の質が下がるということです。

集中できない、ミスが続くなど。

次に、身体を壊します。

抵抗力がなくなって、風邪を引きやすくなったりするでしょう。

そして、最後に心が壊れます。

いつもぼーっとして、考えることができなくなり、ただただ憂鬱になります。

 

過剰な残業は最悪の結果につながる可能性があります。

では、過剰じゃなければ残業をしても良いのでしょうか。

駄目でしょう。

残業をすることは異常事態で、良くないシグナルだという意識がなくなるからです。

過剰な残業は突然はじまるわけではありません。

毎日少しづつ残業時間が増えていき、気がつくと過剰な残業をせざるを得ない状況になっていくのです。

入り口でストップをかけることが、過剰な残業や、その後に待ち構える最悪なシナリオを回避す最も有効な手段といえるのではないでしょうか。