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サラリーマンの読み物

できるだけ残業を少なくして、自分の人生を楽しむための方法をサラリーマン20年の経験からお話します。

ライフシフトを読んで〜あと40年も働くために考えるべきこと

 何故か読書にはまっている近頃、ちきりんの自分の時間を取り戻そうからの流れで読み始めたのが以下の本。

 最近、時間に関しての興味が止まらないご様子で。

ただこの本、翻訳のせいなのか、中身のせいなのか、やたらと読むのに時間がかかってしまい、結局2週間程度も要してしまったという悲しい事実。

途中で、キングダムを読んだり(この巻は久々に面白かった)。

 朝食の本を買うという謎の行動をとってしまいました。

 これもライフシフトが長かったおかげでしょう。

 

さて肝心のライフシフト、読むのに時間はかかったし、正直そこまでエキサイティングな本ではないですが、身につけておいた方が良いだろうなと感じる知識ではありました。

100歳まで生きる人が多くなってきたので、今まで通りの60歳定年で後は悠々自適という人生は成立しなくなりますよ。自分達の親の世代とは違う価値観で、幅広い選択肢を持てるように個性を持って生きていく必要がありますよという話しでしょうか。

 

薄々気がついてはいたけれど、わざと見ないようにしていたことかなとも言えます。

先の長い人生になるかもしれないけれど、それに備えて今を疎かにして、それで事故かなんかで早死にしたらどうするのっていう気もします。

 

ただこの本は、先に備えて今を疎かに、やりたいことを我慢するというような事を推奨している本ではないと思います。

どちらかというと、先の長い人生、リカバリーも効くんだから、精一杯やりたいことにトライしてみた方が良いんじゃない?というメッセージを感じました。

 

今少し前を誇らしげに走っていた、人口増加の恩恵で自分達には力があったと勘違いしてしまっている団塊の世代なんかの言うことを聞く必要はない。

だって彼らの時代と、100年時代の生き方は違うんだから。

そういうメッセージを勝手に受け取りました。

 

この本を読む前から何となく想像はついていました。

これから先、今までサラリーマンとして働いてきた2倍位には働き続けなければならないんだろうなと。

恐らく、それほど偉くならない中間管理職でサラリーマンを終えようとするであろう自分は、今の会社に定年後再雇用で雇ってもらえるのだろうか。雇ってもらうのが生きていくためだろうけど、今の定年後再雇用の人達の顔見ていると、とても幸せには見えない。

自分にとって定年後再雇用は望んでいたような人生の終盤ではないような気がします。

これは中間管理職で終わる場合以外でも、仮に役員になってもつきまとう問題です。

役員だってせいぜい65歳位までしか働けません。

その後80歳までの15年、何をやって稼げば良いのでしょう。

プライドがあって、仕事をより好みせざるを得ない分、役員になった方が厳しい終盤戦が待っているのかもしれません。

 

やはり今から、何か別の道を歩けるようにしておかなければならないのでしょう。

ライフシフトによるところのポートフォリオワーカーの道を歩く必要があるのでしょう。

それは自分が興味を持てること、やっていて楽しいと思えることでなければなりません。

細々でもストレスを感じずに食べていけるような何かです。

 

仕事で、大手印刷会社を引退後に、独学でWEBサイト作成について学んで、近所の麻雀屋のWEBサイトを作成している人と知り合いました。

お世辞にもよくできたサイトとは言えないし、仕事でかかわるのは正直面倒だなと感じて2年位は会っていないのですが、正直いきいきしていました。

このライフシフトを読んで真っ先に思い出した人生が彼でした。

 

引退後はWEBサイト作成を学び、夏場は少し離れた田舎に畑を持ち、そこで知り合った農家の包装紙を作って小遣いを稼いでいたりします。

社交的ではない自分には難しいかもしれないけれど、何か人に役に立てるスキルを身に着けて、そのスキルで何かと繋がって生きていけるようになりたいものです。

 

2週間も読むのにかかったし、決してワクワクするような本ではありませんでした。

ただ、2週間ずっと傍らにこの本があったおかげで生き方や働き方について、目を向ける時間が多く持てました。

なんとなく指針も見つかったようなが気がします。

 

人生100年と長くなる可能性があるからこそ、自分の時間というものの大切さが見にしまして、またちきりんの本に戻るというループです。