世界の底辺からサラリーマンが叫ぶ

できるだけ残業を少なくして、自分の人生を楽しむための方法をサラリーマン20年の経験からお話します。

ミスの許されない時代の新入社員は大変だという話し

部下の一人に、社内外の様々な人から嫌われるA君がいます。

彼は頭の回転が速くない、簡単に言うと能力が少し足りない、悪くいうとバカなのですが、人あたりが良いことが一番の売りです。

営業部署にはもってこいの人物と言えば人物です。

そんな人あたりだけが売りの彼が、何故か仕事をする人する人から嫌われるから不思議です。

お客様はもちろん社内や協力の下請け会社の人達から満遍なく嫌われます。

不思議でしょうがありません。

 

ある時、A君からいつものように「お客様が無理難題を言ってきて、断ったら怒られた」と相談をしてきたので、興味本位もあってクライアントの元へ同行してみました。

 

クライアントの話しをよくよく聞いてみると、別に怒ってもいないし無理難題も言っていないのです。

ただ、心配だから細かく注文や指示を出したというところでした。

A君は細かい指示の内容を理解することができず(バカだから)、理解できないことを無理難題と感じで、断ってしまったのでしょう。

 

今まで彼が嫌われてきた人達の顔を思い浮かべました。

多くが40代〜50代、仕事ができて現場の責任者的な人達です。

仕事ができて真面目な彼らは、A君のトンチンカンな対応を見ていて、仕事を共にするのが不安になってしまったのでしょう。

 

今の40代は、ミスが許されない時代で生きてきました。

がむしゃらに頑張っていれば、多少のミスは許された時代ではなく、ちょっとしたミスが大きな問題になって、ネット上で拡散されるような窮屈な時代を生き延びてきました。

20年以上そんな社会で働いてきた40代は、仕事で失敗することを恐れます。

 

昔であれば、新人はミスをして当たり前。

育ててなんぼというところでした。

しかし、今ではその考えは通用しません。

一緒に働くパートナーがミスをすることは、自分にとっても致命傷になるのです。

そのパートナーが例え新人だとしても。

 

今の新人は大変です。

ミスの許されない時代で成長しなければならないのですから。