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サラリーマンの読み物

できるだけ残業を少なくして、自分の人生を楽しむための方法をサラリーマン20年の経験からお話します。

白石一文の快挙は最高の夫婦の物語

アラフォー本のレビュー
すすきのに行きたすぎて震える。
ただ、寒い時期は一度帰宅すると家からそう簡単には出たくなくなるので、中々に難しい。

気がつくと結婚して1年。
すすきのに行かなくなって1年。
お姉さんたちからもめっきり連絡が来なくなった。
しょせんその程度の人間か。
自分が。

初めて奥さんと飲みに行く約束をした日、
信号待ちの向こうで佇んでいる彼女を見た時。
後光が射しているかのように、群衆の中で一際目立って見えた事は誰にも話していない。
もしかしたら、妻がエメラルドグリーンの謎のジャンパーを着ていたせいかもしれないからだ。

「あの日、月島の路地裏であなたを見つけた。それこそが私の人生の快挙」

白石一文の快挙は、ある夫婦の紆余曲折を時に淡々と描いた小説。

この一節をよく思い出す。

お互い良い歳ということもあって、微妙な事象も発生する。
そんな時にこの本を手に取ると、色々とわかってしまう。

決して、世界一幸せな夫婦ではないけれど、それなりに理想な夫婦の形がこの本にはあると思う。

快挙

快挙