サラリーマンの読み物

できるだけ残業を少なくして、自分の人生を楽しむための方法をサラリーマン20年の経験からお話します。

本多静六「私の財産告白」が名言オンパレードだった件

ちょくちょくとお金に関するブログで紹介されていたり、Amazonのランキングに上がってくる謎の本がありました。

「私の財産告白」/本多静六 です。 

 

Amazon月替りセールでわずか99円(2017年8月)ということもあり、お盆休みということもあり、蓄財したいということもあり。

いよいよ手にすることとなりました。

 

ああ。やっぱりそうだ。有名な本や売れている本には理由があるんだという法則を強く感じる一冊となりました。

大学教授が給与1/4を天引き貯金して、そのお金を投資に回して巨万の富を築いたという話し、哲学を綴った本です。

貯金→投資という王道の話しではあります。

今となってはそれほど珍しい手法を記載しているわけではありません。

では何故この本が名書なのでしょうか。

 

お金に関する名言のオンパレードだからです。

要するに、いわゆる世俗的な成功の第一義は、まずなんとしても、経済生活の独立にある。これなくしては何事もの成功もおぼつかなく、またどんな成功も本当の成功とは世間ではみてくれない 

 

ところが、世の中には、往々間違った考えにとらわれて、この人生に最も大切な金を頭から否定してかかる手合がある。 

 日本人はどうもお金の事を汚いもの、不純なものとしてとらえる癖があるように思います。

自分もそうです。そして”お金が全てではない”などどうそぶいて、ブラック労働に勤しむのです。

まずは認めることが必要なのかもしれません。お金を稼ぐという事から逃げてはいけません。

 

人間一生の収入を全部積み上げても高が知れている 

 だから投資をする必要があるという話しです。

静かに景気の循環を洞察して、好景気時代には勤倹貯蓄を、不景気時代には思い切った投資を、時期を逸せず巧みに繰り返すよう私はおすすめする 

 そして投資方法の哲学です。

ただ悩むのはこの本を読んだ2017年の景気が悪いのか良いのかが判断が難しいというところでしょうか。

株価だけみると今は良いという判断でしょうか。

 

子孫を本当に幸福らなしめるには、その子孫を努力しやすいよう教育し、早くから努力の習慣を与え、かつできるだけ努力の必要な境遇たらしめることであると 

 子育てについての考え方も至極真っ当で、真理です。

財産を贈与してもそれが永遠の幸せをもたらすとは言えません。

 

ともかく、1日も速やかに経済生活の独立を確保しようとする者は、つまらない世間の思惑などに心を惑わしてはいけない。ケチン坊などというそしりに耳をかたむけていてはいけない。

出すべきものを出し、するだけのことをしておいての上であれば、だれはばかることはない。まず、その初志の貫徹に向かって邁進すべきである。 

そしてまたお金に関しての哲学に戻ります。

 ついつい見えを張ったり付き合いだったりで、無駄金を使ってしまう自分にとっては耳が痛くなる言葉です。

無駄なあのスナック同行。本当にやめないといけません。

 

金をバカにする者は、金にバカにされる。 

 最後に強烈な一言です。

 

お金よりやりがい、金は二の次で。

何故かそんな考え方を刷り込まれてきましたが、40年以上生きてきて気がついたお金の大切さ。

お金に対して真摯に向き合い、決して逃げることがなかった著者の凄みを感じさせる1冊です。

お金というある意味バケモノとどう対峙し、従わせてきたのかそれがよくわかる1冊でした。

 

この本を読んだらもう、私たちはお金から顔をそむけることなどできないはずです。

 

 

私の財産告白

私の財産告白